2017.4.11筆跡試料の作成
筆跡試料作成 通算24回目
筆跡鑑定に伴う日々の業務の多忙さにかまけていたら,久々の投稿となってしまいました。
試料作成は,毎月「1」のつく日に続けています。
最近お越しになられたお客様が,このブログを読んでらして,
「あ。この机,ブログで見ました。ホントにここで(試料作成)をやられてるんですね。」
と仰られました。
実は私も,会社員時代には「筆跡鑑定」というと,仙人のような方がおやりになっているイメージがあったのですが,そのときの意識と,これまでの鑑定人としての経験が混ざりあい,懐かしい気持ちになってしまいました。
いつも,「わかりやすい筆跡鑑定」をご提供すること考えており「お客様はいつも素人の方」であるという認識を改め続けているつもりですが,お客様の何気ない一言にはかなわないと感じるようになりました。
今日の新聞に,フィギュアスケートの浅田真央選手が,引退表明をされたという記事がありました。
氷上に,きりりと目立つ選手が,わずか15歳ということで,競技の実力と併せ二度驚いたことを昨日のことのように思います。
競技の際にできる氷上の傷跡から,筆圧痕の研究観察を思い描いたのが,2005年ごろでした。
そのときから始めた筆圧痕研究が,現在では筆跡鑑定の現場で役立っていますので,月日の重さを感じます。
最後までお読みいただきまして,ありがとうございます。