消費税ついに1割に
反対はしないが賛成もできない
本日から消費税率が10%に引き上げられましたが,二桁になると意識的にも負担感が増します。
最初に導入されたのは平成元年4月1日でしたから,導入から30年になりますが,当時の私は新社会人として働き始めたばかりの若造。会社から振り込まれるサラリーをほとんど自分のために使える御身分だったので,「消費税導入反対」の声を聴いても,何を騒いでるんだろう?と他人事でしたが,数年経ち,自動販売機のコーヒーが110円になったのを見て,100円玉で買えなくなってしまったことがショックでした。
月日は流れ,今では自販機で110円で買えるのはミネラルウォーターくらいでしょうか。たまに「全品110円」などとPOPが貼ってある自販機を見かけると「安い」と感じてしまうので,痛みが重なると感覚はマヒするのでしょうか。そういえば郵送代も,ガンガン行こうぜって勢いで値上げされていますが,様々な商品で内容量を減らした実質値上げが行われるなど,この国はもはや裕福ではないのだと改めて気づかされて,やるせなさのオンパレードで喜劇かと思うほどです。
軽減税率とか,ポイント還元とか複雑でよくわかりません。支払うときに何か言われても「持ってません」・「ありません」と返す。お得さを売り込まれるが,面倒かけないでほしいチカラが強く,それ以前に理解しようともしていませんから,反対はしないが賛成もできないので,目の前を通過してくれるまで待つことにしています。
ふと,30年かけて税率を10%にするなら,3年ごとに1%ずつ税率を改正されたほうが,現状よりも負担感が少なかったのではないかとさえ思ってしまいます。
人は痛みに慣れる生き物ですから。
112回目の筆跡試料作成
10月に入ったのに日差しが強く,ここ横浜は夏のような暑さです。
晴れの天候はそのままに,気温と湿度が下がってくれる日が待ち遠しい。
きょう未明までホームページの料金改定を行っていたのでかなり寝不足です。
最後までお読みいただき,ありがとうございました。