A.I(人工知能)で筆跡診断

筆跡試料作成2021

AIで人物像を推定

2021年4月20日「筆跡診断ができるAIが開発され,Webサービスとして無料で提供が開始された」というニュースが入ってきました。
これは「簡易AI筆跡診断」と名付けられ,日本筆跡診断士協会・森岡恒舟会長が監修し,株式会社SHFとオフィスブレイン株式会社が開発したものです。

「簡易AI筆跡診断」プレスリリース

https://www.value-press.com/pressrelease/269398

簡易AI筆跡診断ホームページ

https://hisseki-ai.com/aidemo/

筆跡診断を無料で受けられる

Webで簡単に受けられる筆跡診断は,「口」と「様」の2文字をタッチペンで直接入力するか,白紙に自筆した筆跡を写真撮影してアップロードする2通りの方法があります。タッチペンの方は「手軽に診断できるモード」で,筆跡画像をアップロードする方は「本格的に診断できるモード」とのこと。

早速,白紙に「口」と「様」をボールペンで書いたものを写真撮影。アップロードして診断を受けてみることにしました。

これは私が書いた「口」と「様」字です。たったこれだけで筆跡診断ができるなんてすごいことです。

筆跡診断に要する時間は15秒程度と高速です。

AI診断結果の画面
この画像は「簡易AI筆跡診断」様の診断画面を写真撮影したものです。

私は「開空間広型(かいくうかん こうがた)」という筆跡特徴に分類されるようです。筆跡特徴解説ではお褒めの言葉をいただいておりますが,こういった,人に自信を持たせてくれるような回答にはいつも励まされますので,森岡恒舟先生のお人柄がうかがえますね。

簡易AI筆跡診断の詳細画面
この画像は「簡易AI筆跡診断」様の診断画面を写真撮影したものです。

戦国武将の上杉謙信と同じ筆跡特徴だったようですが,戦国武将の筆跡にまでお詳しいとは,さすが森岡恒舟先生は筆跡診断の第一人者であらせられます。

AIで筆跡診断ができる時代

以前ブログにも書きましたが,AIで筆跡診断ができるようになる時代は,もう少し先のことになると思っていました。しかし,時代はどうやら,予想をはるかに上回るスピードで進んでいるようです。

なお,同Webサービスでは複数の文字列から筆跡診断を行える高機能版AIも開発中とのことですから,今後も目が離せませんね。

筆跡鑑定と印章鑑定の研究用試料の作成:168回目

筆跡鑑定と印章鑑定の研究用試料の作成:2021年4月21日

大人数で会食や宴会をしてしまった。なんて,それまではニュースにもならないことが大々的に報道されるご時世。

新型コロナウイルス感染症防止対策を続けて1年,タガが緩まぬようにする努力も必要になってきたようです。

そんな人の世を横目に,庭のバラが今年も美しく咲きました。

バラが咲けばバラを愛で,あやめが咲けばあやめを愛でる。

それは浮気ではなく,人の本能とか。

手放しで喜べる瞬間が人生には必要だと,しみじみ思う50歳です。


最後までお読みいただきありがとうございました。
次のブログ更新まで,あなたと私によい風が吹きますように。